アカデミー賞主演男優賞・二宮和也「理不尽なこと言う先輩なんて大した先輩じゃない」
嵐の二宮和也さんがアカデミー賞「最優秀主演男優賞」受賞
嵐の「にの」こと二宮和也さんがアカデミー賞で最優秀主演男優賞を受賞されましたね。私、尊敬する人というか「こんな人間になれたら」と思っている人のなかに二宮さんがいます。何をやっても器用にうまくこなすイメージがあり、また良い意味で狡猾な方だと思っています。私にはない面。
「母と暮らせば」も見ました。話し方や空気感、彼にしかできないものがたくさんあったと思います。そんな彼が最優秀主演男優賞。本当にすごい。おめでとうございます。
二宮和也の過去の言葉
二宮さんが何年か前に日本テレビの入社式でゲストとして呼ばれ、新入社員へ向けて話した言葉。
「理不尽なことを言われたりとか、納得できないことで怒られたりすると思うけど、そんな先輩たいした先輩じゃないから。」
・・・・衝撃でした。笑
それをバネにしろ、とかいう綺麗事なんかではなく、衝撃的なこの一言。Twitterでもこの映像のキャプチャをみたことがあるのですが、そのツイートでは批判的な意見もやっぱり目にしました。
「芸能人に言われてもね。」「そういう意識だと成長できない」
私としては、芸能界の方が縦社会であり、よっぽど厳しい世界だというイメージです。私たちは会社という狭い世界が何個もありますが、芸能界はそれで一つの世界です。そこで何か問題を起こしてしまえばそれで終わり。よっぽど私たちなんかよりシビアじゃないでしょうか。(イメージですが)
そんな世界で生きている二宮さんが放ったこの一言。衝撃であり、「そういう考えをするのもアリなんだな」と。いま現在会社で理不尽だなあと苦しい思いをすることが多いです。そんな時にこの言葉を思い出すと、なんだか気持ちスッとすることがあるのです。
ちなみにですが、上からの指摘をなんでもかんでも「理不尽!」「大した人じゃない!」とはねのけるのはもちろんダメだと分かっています。そういう、「素直に受け止めれば自分の成長の材料となるはずのもの」といったことではなく、「Aだと教えられたのに上司の勘違いで実はBだった。上司はBと教えたと思い込んでいたために違うと怒られた」といった感じの、明らかにおかしい!とわかるような時のことを指していると思います。「子どもの駄々」のようなことは二宮さんは度外視しているのでは、とみています。
自分にない世界を持っている
二宮さんは、私のなかに無い世界を持っている人だと思っています。「えっ?!」「は?!」と、驚きを与えられるような言葉を目にすることが多い人です。私はそんなにテレビは見ないタイプなのですが、それでも二宮さんの言葉に驚く機会が多いです。やはり「あんな人間になれたら」と思います。
二宮和也さん、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞おめでとうございます。これからも衝撃の言葉・考えを聞かせてほしいです。ちなみに上のA,Bの例は浅井さんで経験したことです。理不尽だと思っていいでしょうか・・。